「洗濯槽クリーナーを使ったのに、洗濯機の入り口のゴムパッキンやリングの淵の黒カビが取れない…」と悩んでいませんか?

実は、通常の洗濯槽クリーナーでは、洗濯機投入口のリング淵の奥にあるカビには水が届かず、効果を発揮しにくい場所なのです。
この記事では、YouTubeチャンネル「おそうじダイアリー」で紹介されている、洗濯機を分解せずに、入り口の頑固なカビを簡単に除去する画期的な掃除方法を、詳しくご紹介します。この方法で、普段見過ごしがちな洗濯機の入り口をピカピカにしましょう!
1. なぜ洗濯槽クリーナーでカビが取れないのか?
多くの方が悩む、洗濯機の入り口にあるリングの淵のカビ。これは主に、洗濯槽の構造上の「死角」が原因です。
水位が届かない「カビの温床」
通常の洗濯槽クリーナーを使用しても、残念ながらこの部分はきれいになりません。
動画によると、洗濯槽の上部、およそ10cmほどの水位がたまらない部分([00:40])があり、この部分にはカビが残った状態になりやすいのです。この洗濯機の入り口の淵は、まさにその「水位が届かない部分」にあたります。
掃除が可能な場所であることの確認
このリングの淵の奥は、実は大きな洗濯槽と繋がっています([01:47])。そのため、洗剤や水をかけても、そのまま下へ流れ落ちていくため、躊躇せずに洗剤をかけて大丈夫な場所です([01:52])。
2. 準備する道具
この非分解式のカビ取り掃除に必要な道具は、主に以下の4点です。
| 道具 | 用途 | ポイント |
|---|---|---|
| キッチンハイター | カビ除去のための塩素系漂白剤 | 一般的な薬局で販売されています。 |
| 蓄圧式ポンプスプレー | 洗剤散布後のすすぎ洗い用 | 水を勢いよく噴射でき、すすぎが容易になります。 |
| 雑巾またはマイクロファイバータオル | 汚れの拭き取り用 | 拭き取り作業に使用します。 |
| 金属製のヘラ | 雑巾を巻き付けて奥を拭くための補助具 | 掃除しにくい奥まった部分を掃除するのに便利です。 |
※キッチンハイターなどの塩素系漂白剤を使用する際は、必ず換気を行い、酸性の洗剤と混ぜないように細心の注意を払ってください。
3. 洗濯機投入口リング淵のカビ取り手順(分解不要)
いよいよ実践です。以下の手順で、洗濯槽を分解せずにカビを効果的に除去できます。
ステップ1:キッチンハイターの吹き付け
カビがびっしり生えているリングの淵の部分に、キッチンハイターを大胆に吹きかけます([02:50])。
奥が洗濯槽に繋がっているため、しっかりと全体にかけましょう([02:59])。カビをしっかりと分解させるため、液だれを気にせずたっぷりと散布するのがポイントです。
ステップ2:しばらく放置して浸け置き
洗剤をかけ終わったら、この状態でしばらく放置します([03:09])。
放置することで、カビが分解され、拭き取るだけで済む状態になります([03:25])。この浸け置きの時間が、頑固なカビを落とす鍵となります。
ステップ3:ヘラと雑巾で拭き取り
時間が経ったら、金属製のヘラに雑巾を巻き付けた状態で([03:14])、リングの淵を丁寧に拭き上げていきます。
カビが分解されているため、力を入れずに拭き取るだけで、黒カビがきれいになくなっているはずです([03:29])。
ステップ4:蓄圧式ポンプでしっかりすすぎ洗い
拭き取りが終わったら、残留洗剤を流すためにすすぎを行います。
蓄圧式ポンプスプレーを使って、縁の奥まで水が行き渡るようにサーッと水をかけていきます([03:43])。残留洗剤が残ると新たなカビの原因になるため、しっかりと水で洗い流しましょう。
完了!
以上の工程で、洗濯機の入り口の淵は目視できる限りきれいな状態になっているはずです([04:02])。
4. まとめと注意点
この方法は、分解することなく、手の届きにくい洗濯機の入り口のカビを効果的に除去できる画期的な方法です。動画の検証では、ドラム式洗濯機(シャープ製)が使われていますが、縦型洗濯機も同様の構造になっているため、この方法が応用可能です([04:49])。
ただし、さらなる奥の汚れが気になる場合([04:10])は、この非分解式の掃除では限界があります。その際は、専門業者に依頼するか、洗濯機の全分解掃除を検討することをおすすめします([04:16])。
手軽にできるこのカビ取り方法を定期的に取り入れ、清潔な洗濯ライフを送りましょう!
本記事は、以下の動画を参考に作成しました。
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