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ドラム式洗濯機をお使いの皆さん、最近「洗濯物はカラッと乾いているはずなのに、妙に時間がかかる」「なんだか生乾きの臭いがする」といった、乾燥機能の低下を感じてはいませんか?
特に日立の「ビッグドラム」シリーズは人気が高いですが、乾燥に関するトラブルでご相談をいただくケースが非常に多いのが現状です [00:09]。
高額な分解清掃を依頼する前に、まずはご自身でできる「フィルターと奥のホコリ清掃」を試してみましょう。実は、乾燥機能の低下のほとんどは、衣類から出たホコリによる「目詰まり」が原因です [00:58]。
この記事では、「おそうじダイアリー」の動画で解説されている日立ビッグドラムの自己メンテナンス方法を、詳しく解説します。適切な手順と道具で清掃を行えば、乾燥機能が大幅に改善する可能性があります。
ドラム式洗濯機の「乾燥機能低下」はなぜ起こる?
ドラム式洗濯機の分解清掃の依頼のほとんどは、この乾燥機能の低下が目的となっています [00:09]。しかし、なぜ乾燥機能が落ちてしまうのでしょうか。
汚れの正体は「衣類から出るホコリ」がほとんど
縦型洗濯機の場合、汚れの主な原因は、洗濯槽にこびりつく「カビ」や「洗剤カス」ですが、ドラム式洗濯機は事情が異なります。
• カビ・洗剤残りの問題が少ない: ドラム式は縦型ほど水に浸からないため、洗剤残りが少なく、また乾燥機能を日常的に使うためカビも生えにくいという特徴があります [00:23], [00:36]。
• 最大の敵は「ホコリ」: ドラム式洗濯機の内部に溜まる汚れの多くは、乾燥工程で排出されなかった衣類から出たホコリ(糸くず)です [00:48]。このホコリがダクト内や乾燥経路にびっしりと詰まり、空気の通り道を塞いでしまうことで、乾燥効率が著しく低下してしまうのです [01:00]。
このホコリの詰まりを取り除くことが、乾燥機能を回復させるための最大のポイントとなります。
【重要】乾燥フィルターの「正しい」清掃方法
ほとんどの方が乾燥フィルターのお手入れはしていると思いますが、実は「ホコリを取るだけ」では不十分です。フィルターのメッシュ部分にこびりついた微細な汚れを取り除くことが、乾燥効率を回復させるカギとなります。

STEP1: ホコリを取るだけでなく「網目」の詰まりを確認
フィルターに溜まった大きなホコリは、誰もがすぐに取り除いているでしょう。しかし、フィルターの表面にある細かい「網目」に目詰まりが発生しているケースが非常に多いです [02:09]。
この網目が塞がっていると、せっかくヒーターで温めた温風がうまく循環せず、洗濯物がいつまでも乾かない原因となってしまいます。
STEP2: ぬるま湯と歯ブラシで「徹底洗浄」を行う
フィルターの機能を完全に回復させるために、必ず水(できればぬるま湯)を使って丁寧に洗い流しましょう [02:12], [02:20]。
1. フィルターに付着しているホコリを大まかに取り除く。
2. ぬるま湯をかけながら、柔らかい歯ブラシなどを使って、メッシュ部分を優しく擦ります [02:27]。
3. 力を入れすぎず、水圧とブラシの組み合わせで、網目の奥に詰まった繊維や汚れをかき出しましょう。
水でしっかり洗い流すことで、乾燥機能が大幅に改善するケースも多くあるため、これは是非一度行っていただきたいメンテナンスです [01:50], [02:17]。
フィルター奥の「手の届きにくい部分」を掃除する方法
日立ビッグドラムは、ユーザー自身でフィルターのさらに奥にある「ダクト手前部分」の清掃もある程度行うことが可能です。ここには大量のホコリが潜んでいることが多いです [02:31]。
ただし、この奥の清掃を行う際には、安全と故障防止のために、以下の手順を必ず守って無理のない範囲で行ってください [04:40], [04:49]。
STEP1: 日立ビッグドラム特有の「掃除モード」を起動
奥を清掃しやすい状態にするため、本体の「フラップ(蓋)部分」を開く操作が必要です [02:50]。
1. 電源ボタンを押す [02:45]。
2. 続けて「乾燥」ボタンを3秒以上長押しする [02:49]。
3. この操作を行うと、奥のフラップが掃除しやすい位置に移動し、自動で電源が切れます [02:50], [03:00]。
この状態で、電源が切れていることを確認してから清掃作業に入りましょう [03:21]。
STEP2: 奥のホコリを安全に除去するための道具

フィルターを外し、その奥にある白い仕切り板を取り外します(機種によりネジ止めやはめ込み式があります) [03:36]。
清掃する奥の部分は、20〜30cmほどの深さがあります [03:46]。掃除の際に最も注意すべき点は、ホコリや道具を内部に落とさないことです。落としてしまうと、故障の原因となり、さらに深刻な詰まりを引き起こす危険性があります [03:51], [04:40]。
推奨される掃除道具
最も安全で確実な方法は、ホコリを吸い取ることです。
• 掃除機付属のノズル: 一部の機種には、細い管状の吸い込みノズル(付属の細口ノズルとは別)が付いている場合があります。これを使ってホコリを優しく吸い取るのがベストです [04:08]。
• ピックアップツール: 先端がカギ状になったピックアップツールと呼ばれる道具も、奥のホコリを絡め取るのに有効です [04:21]。
【重要】清掃時の注意点
• 無理は禁物: 一度に完璧にきれいにしようとせず、無理な作業は絶対に避けてください。フラップの破損や異物混入は、重大な故障に繋がります [04:40]。
• 落とさない・押し込まない: ホコリを取ろうとして、かえってホコリを奥へ奥へと押し込んでしまう(落としてしまう)のは逆効果です [04:04]。
• こまめな清掃を心がける: 一気に清掃しなくても、奥のホコリを少し取るだけで、乾燥機能はだいぶ改善します [04:50]。やり方を覚えて、定期的に「ちょくちょく」お手入れすることが、良い状態を保つ秘訣です [04:54]。
乾燥機能が改善しない場合は専門家へ相談を
今回ご紹介した自己清掃で乾燥機能が大幅に改善するケースは多いですが、残念ながら、清掃を行っても症状が改善しない場合もあります [01:21]。
その場合、原因はホコリの目詰まりではなく、機械的な部品(メカ)の劣化や故障など、別の部分にある可能性が高いです [01:26], [01:30]。
ご自身で解決できない場合は、決して無理せず、各メーカーのサービス窓口に問い合わせて点検・修理を依頼しましょう [01:34]。
まとめ
日立ビッグドラムの乾燥機能の低下は、ほとんどがホコリの目詰まりによるものです。
乾燥機能回復のポイント
1. 乾燥フィルターは、ホコリを取るだけでなく、ぬるま湯と歯ブラシで「網目の詰まり」までしっかり洗う。
2. 奥のダクト手前は、「乾燥」ボタン長押しの「掃除モード」を起動してから、掃除機ノズルなどで安全にホコリを吸い取る。
3. 完璧を目指さず、こまめにメンテナンスを行う。
これらのセルフメンテナンスを行うことで、愛用のドラム式洗濯機を長く快適に使い続けることができます。
ぜひ、本記事の内容と、以下の「おそうじダイアリー」の動画を参考に、ご自宅のビッグドラムのお手入れに挑戦してみてください。
🎥 本記事の元になった動画はこちら
日立【ビッグドラム】乾燥機能低下を改善させる方法【ドラム式洗濯機】フィルター清掃方法
http://www.youtube.com/watch?v=DGCuhjE7jAM
(チャンネル:おそうじダイアリー)


