こんにちは!年間を通して数多くの洗濯機分解清掃を手掛けている「おそうじダイアリー」のハタナカです。

皆さんは、洗濯機の「糸くずフィルター」をどれくらいの頻度でお掃除していますか?
「見て見ぬふりをしている…」「掃除はしているけど、あの黒いカビがどうしても取れない…」そう思っている方も多いのではないでしょうか。
糸くずフィルターは、洗濯槽の裏側にある「黒カビの温床」へと繋がる、いわば"洗濯機の命綱"です。ここが汚れていると、せっかく洗濯した衣類に黒いカスが付着したり、嫌なニオイの原因になったりして、洗濯の意味がなくなってしまいます。
今回は、大掃除シーズンにも役立つ、私たちが現場で実践している「糸くずフィルター掃除」の【プロの裏技】を大公開します。必要な道具はたった2つ、漬け置き時間もたったの3分で完了する時短クリーニングです。
ぜひ、皆さんのご自宅のフィルターもチェックしてみてください!
1. 衝撃のBefore!そのフィルター、本当に機能していますか?
まず、動画冒頭でご紹介したフィルターの状態を見てみましょう。
お客様から取り外した糸くずフィルターは、まさに「悲鳴を上げている状態」でした。
糸くずやホコリがぎっしり詰まっているだけでなく、網目の部分には黒いカビが張り付いて、完全に目詰まりを起こしています。この状態では、もはやフィルターとしての機能はほとんど果たせていませんね([00:03])。
この黒カビの正体は、湿度、皮脂汚れ、洗剤カスが混ざり合ってできた**「バイオフィルム」**です。これを通常のブラシや水洗いだけで落とそうとしても、なかなか落ちず、手間と時間ばかりかかってしまうのが現実です。
しかし、ご安心ください。プロが使うのは、この頑固なカビ汚れを「漬け置き」という時短テクニックで一気に分解する裏技です。
2. プロが選ぶ道具は2つ!ただし、安全性は最優先で
この超時短クリーニングに必要な道具は、たったの2つです。
1. 塩素系漂白剤(キッチンハイターなどの塩素系)https://amzn.to/4qzjpYZ
2. ブラシ(柔らかい毛先のものが必須!)https://amzn.to/47N05QF
【🔑プロの選択:キッチンハイターの力】
動画で使用しているのは、ご家庭にもある**「キッチンハイター」**です。塩素系漂白剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムが、カビの色素と汚れを強力に分解してくれます。これが、短時間で汚れを溶かす秘密です。
<🚨最重要!安全上の注意🚨>
塩素系洗剤を使用する際は、絶対に酸性タイプの洗剤(お酢やクエン酸など)と混ぜないでください。有毒ガスが発生し、大変危険です([01:09])。また、皮膚保護のため、必ずゴム手袋を着用して作業を行ってください。
3. 【3分時短テクニック】「漬け置き」と「ブラッシング」の極意
いよいよ実践です。このテクニックのキモは、「漬け置き」と「力の入れ方」にあります。
ステップ①:迷わずキッチンハイターを全体にかける!
準備したハイターを、汚れたフィルター全体にまんべんなく、ためらわずにたっぷりとかけます([01:04])。洗面所やお風呂場など、水で流せる場所で作業してください。
ステップ②:漬け置き時間はたったの1〜3分!
プロの時短術はここにあります。ハイターをかけたら、無理に長時間放置する必要はありません。目安は**「できれば3分、忙しければ1分でもOK」**です([01:35])。
この短い時間で、塩素の成分が黒カビの結合を弱体化させてくれます。
ステップ③:力を入れず「毛先を立てて」優しく擦る
漬け置き後、シャワーの水を流しながらブラッシングを始めます。
一見、強く擦っているように見えますが、実はものすごく軽く擦っているのがプロのテクニックです([02:05])。力を入れてしまうとブラシの毛先が寝てしまい、汚れにきちんと届きません。
✅ ブラッシングの極意
• **「ブラシの毛先が立った状態」**を意識する([02:27])。
• フィルターの網目に対して、ブラシの毛先が「直角」に当たるように優しく擦る([05:04])。
これだけで、面白いくらいに汚れがどんどん分解され、流れ落ちていきます。
ステップ④:頑固な汚れには「2回目の漬け置き」でトドメ!
一度のブラッシングでしつこい黒カビが取りきれなかった場合([03:01])、焦る必要はありません。もう一度ハイターをかけて、さらに1分ほど漬け置きをしてください([03:37])。
トータルで漬け置き時間はわずか2〜3分程度ですが、これで残りの汚れも完全に分解され、2回目のブラッシングでピカピカになります。
4. 【感動のAfter】清潔なフィルターがもたらす安心感
すべての工程が完了し、水でしっかりと洗い流せば…
黒くこびりついていたカビやヘドロは完全に消え去り、フィルターはまるで新品のように真っ白な輝きを取り戻します([07:02])。
✅ フィルターをキレイにするメリット
• 衣類への黒カスの付着をゼロに:大切な洋服を守ります。
• 洗濯槽内のカビの増殖を抑える:ニオイの原因を断ちます。
• 洗濯機の機能回復:水流がスムーズになり、本来の洗浄力を発揮できます。
たった3分程度の漬け置き時間で、これだけの清潔感が手に入ります。ぜひこのプロの裏技を取り入れて、気持ちのいいランドリーライフを送ってください。
糸くずフィルターをキレイに保つことが、洗濯機本体を長く清潔に使うための第一歩です。日々のちょっとしたお掃除で、快適な毎日を維持しましょう!
詳しい掃除の様子は、こちらの動画でぜひご覧ください。
▼【3分クリーニング】【糸くずフィルター編】プロの裏技を公開!!


