皆さん、こんにちは!「おそうじダイアリー」編集部です。

浴室の鏡にこびりついた白いウロコ(鱗状痕)、気になっていませんか?お風呂に入っている時は湯気で隠れていても、お湯が引くと姿を現すあの頑固な汚れ…。実は、浴室清掃の中でも「最も難しい箇所」の一つと言われています [00:37]。
水垢や石鹸カスが原因のウロコは、放置するとどんどん硬くなり、通常の洗剤では歯が立ちません。
今回は、YouTubeチャンネル「おそうじダイアリー」の動画【鏡のウロコ取り】【ガラココーティング】の内容を元に、プロの技術を取り入れた簡単なウロコ取りの方法と、その後の撥水コーティングでピカピカを長持ちさせる秘訣をご紹介します!
ステップ1:ウロコの状態をしっかり確認しよう
まずは、鏡にどれくらいのウロコが付着しているかを確認することから始めましょう。
1. 水洗い: 鏡の表面のホコリや軽い汚れをサッと水洗いします [01:10]。
2. 蒸気で炙り出す: 熱いお湯(シャワーなど)を鏡にかけて蒸気を当て、鏡面を温めます。こうすることで、肉眼では見えにくかったウロコ状の模様がよりハッキリと浮き出してきます [01:28]。
動画では、ウロコがひどい状態だと「鏡の機能をほとんど果たせていない」ほど見にくい状態になっていました [01:52]。この白くてボコボコした汚れこそが、私たちが取り除くべき「鏡のウロコ」です。
ステップ2:準備する道具(家庭でできるプロ仕様)
プロは電動サンダーを使用しますが、家庭で簡単に、かつ効果的にウロコ取りを行うために必要な道具はこちらです。
| 道具名 | 用途 | ポイント |
|---|---|---|
| 酸性洗剤 | ウロコ(アルカリ性の汚れ)の分解 | 必ず「酸性」のものを用意してください。 |
| ダイヤモンドパッド | ウロコを研磨して削り落とす | 家庭用ではこちらが主力。力を入れなくても削れる優れものです。 |
| スクイージー | 水切り・乾燥 | 研磨中のウロコの状態確認に必須です。 |
| ガラコ | 仕上げの撥水コーティング | 車のガラス用でOK。施工が簡単でおすすめです [00:05:19]。 |
ステップ3:ウロコ取り(研磨)を徹底する
ここからは、いよいよウロコ取りの具体的な手順です。
1. 酸性洗剤を吹きかける:
鏡全体に酸性洗剤をまんべんなく吹きかけます [02:58]。このまま1~2分ほど放置すると、洗剤が汚れに浸透し、より効果的にウロコを落とすことができます [03:02]。
2. ダイヤモンドパッドで研磨する:
酸性洗剤をかけた上から、ダイヤモンドパッドで鏡をこすっていきます。
【重要ポイント】
• 力を入れない: 決してゴシゴシと力を込める必要はありません [03:17]。軽く滑らせるだけで十分です。
• 縦・横・縦・横: 縦方向、横方向と、規則正しく動かし、鏡全体を研磨していきます [03:51]。
3. 水切りをして状態を確認する:
ある程度研磨が進んだら、一度お湯または水を鏡にかけて洗い流します [04:01]。
その後、必ずスクイージーで鏡面を完全に水切りして乾かしてください [04:17]。
4. ウロコが残っていたら繰り返す:
水気を切って乾燥させた後、もしウロコがまだ白く浮き出てくるようであれば、作業を繰り返します [04:22]。
再度酸性洗剤を吹きかけ、ダイヤモンドパッドで研磨し、スクイージーで水切りをして確認。
「途中、確認しながら進める」のが、ウロコ取りを成功させるための秘訣です [04:47]。
この研磨と確認の繰り返しによって、鏡からウロコが完全になくなったら、研磨作業は完了です! [05:00]
ステップ4:ピカピカをキープする「ガラココーティング」
ウロコを取りきってキレイになった鏡は、そのままにしておくとまたすぐに汚れが付着してしまいます。そこで、次に重要なのが「予防」のためのコーティングです。
動画で紹介されているのは、車用ガラスコーティング剤の「ガラコ」を使った超簡単なコーティング方法です。
1. 鏡面を完全に乾かす:
ガラコは乾いたガラス面に塗るのが鉄則です。鏡が完全に乾燥していることを確認してください [05:24]。
2. ガラコを塗布する:
ガラコを鏡全体にまんべんなく塗り広げます。
3. 拭き上げる:
乾いた布(キッチンペーパーでOK)で塗りムラがないように拭き上げたら、施工完了です [05:34]。
水切れが良く、水滴が玉になって流れていく優れた撥水効果が得られます [05:43]。鏡の曇りや水滴が残りにくくなるため、日々の清掃が格段に楽になり、ウロコの再付着も強力に防いでくれます。
まとめ
浴室鏡のウロコ取りは「難しい」と思われがちですが、酸性洗剤とダイヤモンドパッドを使い、「力を入れず、縦横に繰り返し研磨し、乾燥させて確認する」という手順を踏めば、必ずキレイになります [06:04]。
そして、キレイになったら「ガラコ」で簡単にコーティングし、撥水効果をキープしましょう。コーティングは施工が簡単なので、定期的に塗り直してあげることで、鏡の輝きと見やすさを長持ちさせることができます [06:18]。
ぜひこの方法を試して、浴室の鏡をピカピカにしてみてくださいね!
ご興味のある方は、ぜひ元動画もチェックしてみてください!
動画: 【鏡のウロコ取り】【ガラココーティング】浴室鏡の簡単なウロコ取り方、簡単コーティングの方法【鏡コーティング】
URL: http://www.youtube.com/watch?v=YQAQVKjL7-g


