あなたの脱衣所は大丈夫?「あの臭い」に悩まされていませんか
こんにちは!「おそうじダイアリー」のハタナカです
今回取り上げるのは、ご依頼が絶えない「脱衣所や洗濯機周辺の異臭問題」です [00:05]。特に、「カビ臭い」「下水のような臭いがする」というお悩みは非常に多く、原因が特定できずに脱衣所全体が臭くなってしまい困っているという声をよく聞きます [00:15]。

浴室や洗面台からではなく、**「洗濯機周辺から」**強烈な臭いが上がってくる場合、その原因は主に三箇所に絞られます [00:31]。
私たちは、洗濯機の分解清掃と合わせて、その異臭の根源を徹底的に探し出します。そして今回の現場で判明したのは、まさに多くのご家庭で見過ごされている**「盲点」**でした。
この記事では、下水臭の真の原因と、二度と臭いを発生させないための確実な対処法を、プロの視点からステップ形式で解説します。
臭いの原因を徹底分析!考えられる三つの発生源
洗濯機周辺の異臭は、複合的な要因で発生していることが多いため、まずは可能性のある三つの場所をチェックします [00:35]。
1. 洗濯機本体からの臭い【カビ臭・生乾き臭】
長年使用された洗濯機は、槽の裏側にカビや洗剤カスがびっしり付着します。これが衣類に付着して生乾きのような「カビ臭」の原因となります。
さらに、分解清掃を行っても臭いが残るケースとして、以下の場所への臭いの染みつきが考えられます [01:33]。
• ウレタン製のクッション(緩衝材): 洗濯槽の揺れを軽減するために使われているスポンジやクッション材に臭いが染み付くことがあります [01:11]。
• 樹脂製の洗濯槽本体: 洗濯槽の本体がプラスチック(樹脂)でできている場合、その樹脂自体に臭いが染み込んでしまうこともあります [01:21]。
2. 洗濯パンからの臭い【カビ臭・雑菌臭】
洗濯機を置いている台座(洗濯パン)の下は、普段掃除ができず、湿気とホコリ、洗剤カスなどが溜まりやすい場所です [01:45]。
この環境でカビや雑菌が繁殖し、それが脱衣所全体にカビ臭を拡散する原因となります。洗濯機は動かすことができないため、放置されがちな場所です [01:56]。
3. 排水溝からの臭い【下水臭・ドブ臭】
最も強烈な下水臭が発生する場合、原因はほとんどがここ、「排水溝」にあります [02:08]。
本来、排水溝には「排水トラップ(封水筒)」という構造があり、常に水を溜めることで下水管からの臭いが逆流してくるのを防いでいます [02:13, 04:49]。
もしこのトラップが機能していなければ、下水管の臭いが直接室内に上がってきてしまいます。今回の現場で判明した原因こそ、この排水トラップの不備でした [02:25]。
🚨【現場レポート】強烈な下水臭の「真犯人」は排水トラップの緩みだった

今回の現場は、一見すると非常にきれいに使われており、洗濯パンにも目立った汚れは見当たりませんでした [02:56, 03:30]。排水溝もカビはありましたが、強烈な臭いを発生させるほどの汚れではありません [03:41]。
しかし、洗濯機をどかして排水ホースを上にあげたところ、信じられない事態が判明しました。
驚愕の発見:トラップがゴソッと引き上がった!
通常、排水トラップは土台にしっかりと固定されていますが、今回の現場では、排水ホースを動かしただけで、排水トラップの部品ごとゴソッと上に引き上がってしまったのです [03:57, 04:02]。
これは、トラップの最も重要な部品である**「蓋(ふた)」が、土台にしっかりと締め付けられていない状態**だったことを示しています [04:05, 04:57]。
• 正しい状態: 蓋が土台にしっかりと時計回りに締め付けられ、完全固定されているため、簡単に抜けません [04:34, 04:42]。
• 今回の状態: 蓋が単に乗せてあるだけで固定されておらず、わずかな隙間ができていました [04:53, 04:57]。
このわずかな隙間が、本来遮断されているはずの下水管からの臭いを、ダイレクトに室内に逆流させていた真犯人だったのです [04:59]。
徹底清掃と臭い封じ込めのための「排水トラップ再構築」
原因が特定されたため、臭いの可能性のある三箇所すべてを徹底的に清掃し、特に排水トラップを正しく再構築する作業に入ります。
1. 洗濯機本体と洗濯パンの除菌洗浄
異臭の可能性を完全に排除するため、お客様の洗濯機(東芝ザブーン 9kg)の分解清掃を行いました [05:42]。
• 分解: 乾燥機能付きの機種で難易度は高めですが、7年分の汚れを徹底的に除去します [05:53, 06:13]。
• 結果: 驚くほどきれいな状態でしたが、念のため「次亜塩素酸ナトリウム」などを使った除菌洗浄をしっかりと行いました [06:29, 07:07]。
• 洗濯パン: 洗濯機本体の清掃と同時に、洗濯パンも除菌洗浄し、カビの発生源を断ちます [07:46, 07:51]。
2. 排水トラップの正しい組み直し手順(重要!)
これが下水臭を完全にシャットアウトするための最も重要な作業です [08:15]。すべての部品をきれいに洗浄した後、以下の順序で確実に組み直します。
1. コップ(封水筒)の設置: まず、受け皿となる「コップ」に水を溜めた状態で、土台にしっかりと入れます [08:23]。
2. パッキンの装着: プラスチック製やゴム製のパッキン(2枚)を順番に装着します [08:33, 08:48]。
3. 排水ホースの管を挿入: 排水ホースにつながる管を上から入れます [08:54]。
4. 【最重要】蓋の締め付けと固定: 最後に、このトラップの「蓋」を設置します。蓋を下に沈ませた後、時計回り(ねじる方向)にグッとねじ込んでください [09:02, 09:12]。
完全に固定された状態になれば、排水ホースの管を引っ張っても抜けなくなり、下水管から臭いが逆流する隙間は完全に塞がれます [09:27, 09:34]。
まとめ:高気密住宅ほど要注意!すぐに排水トラップを確認しましょう
今回の臭いの原因は、築年数の経過や設置時の不備により、排水トラップの蓋がしっかりと固定されていなかったことでした [10:53]。
現代の住宅設備は気密性が高いため、ほんの少しの隙間でも臭いがこもりやすく、特に下水の臭いはその小さな隙間から漏れ出てしまうのです [11:03]。
もし、ご自宅の脱衣所や洗濯機周辺の臭いにお悩みで、排水溝が露出して見えている場合 [10:16] は、一度洗濯機を動かせる範囲で動かし、排水溝の蓋が時計回りにねじ込まれてしっかり固定されているかを、ぜひご自身で確認してみてください [10:30, 10:36]。
▼実際の排水トラップの構造と組み直し作業はこちらの動画でご覧ください
脱衣所がカビ臭い!洗濯機周辺が下水臭い!原因はココだった!
http://www.youtube.com/watch?v=rS8v7PDf7hk


